喜怒哀楽が1冊の中に詰まってる

今年に入ってから読書ブームです。バス通勤から電車通勤になった今でも相変わらず読むのはお風呂の中限定なので読むスピードは遅いですが。
読む本がなくなってしまったのでかなり久しぶりにブックオフに行ったんだけど、メンバーズカードを出したら「使えません」て言われてびっくりした。いつからあそこのカードはTカードだけになったの?Tカードなら持ってるから別にいいんだけど。でも今日行ったブックオフはうちの周辺にある店舗とは違ってでかい本屋並みだから品揃えが全然違った。おかげで9冊も買い込んできちゃったよ(ノ∀`)これでしばらく本には困らなそう。
で、昨日読み終わったのがこれ。

([お]5-1)食堂かたつむり (ポプラ文庫)

([お]5-1)食堂かたつむり (ポプラ文庫)

ようやく文庫本になったので買いました。読み始めてすぐグイグイ引き込まれたよ!すっっっっごく読みやすい。「今日はこの辺までにしよう」って思うんだけど「あとちょっとだけ」ってズルズル読んじゃう感じの本に出会えたのはいつ以来だろ?最後まで読んでしまうのがもったいなくて、大切に大切に読みました。
前半は「この食堂に行ってみたい!」とか「これ食べてみたい!」ってひたすら思ってたけど、中盤あたりからだんだん変わってきます。たぶん映画でこれを忠実に再現されてたら私は直視できないと思う。ほんと、人間って罪な生き物です。だけどこうやって生きてるんだなーって再確認したし、野菜にしろ、肉にしろ、魚にしろ、加工品にしろ、食べ物を大切にするのはもちろんのこと、どこに行っても当たり前のように食材が売られているけどそれまでの過程とそれを普通に食べられることに感謝しながら食べないとなーって改めて思いました。ほんと、最初から最後までいいお話だったなぁ。自信を持ってオススメできるし、いろんな人に読んでもらいたいです。
それでいて映画の公式サイトも絵本みたいでかわいくてねー!でも熊さんはブラザー/トムじゃないんだよー!w私のイメージだとカールおじさんです。ここだけアニメwww
それから2/21までSoup Stock Tokyoで恋が叶うジュテームスープが再現されてるからこれは飲みに行かんと!って思ってます。残念ながら叶えてほしい恋なんてしてないけどね!